1970-03-24 第63回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
なお、同時に、やはり技術協力という面が非常に大事なことでございまして、現地の人たちに技術とか、あるいは、いま文化というお話もございましたが、そういうことも広義では入ることかと思いますけれども、そういう面で現地の人を助け、そして、これらの人たちがそれぞれ適地適業に企業を運営し得る能力あるいは技術開発をやり得る能力を引き出して伸ばしていってあげるというような、じみちな努力が成果をあげるようにするのが、これからの
なお、同時に、やはり技術協力という面が非常に大事なことでございまして、現地の人たちに技術とか、あるいは、いま文化というお話もございましたが、そういうことも広義では入ることかと思いますけれども、そういう面で現地の人を助け、そして、これらの人たちがそれぞれ適地適業に企業を運営し得る能力あるいは技術開発をやり得る能力を引き出して伸ばしていってあげるというような、じみちな努力が成果をあげるようにするのが、これからの
先ほど申しましたように、先般の会議でもそういう期待があらわれ、あるいは共同声明の中にも取り上げられたわけでありますけれども、アジア開銀などにひとつお願いをして、われわれが総合的にいわば適地適業をどういうふうにつくり上げていったらいいかという企画的な役割り、性格もアジ銀に持ってもらおうじゃないか、われわれのコンサルタント的な役割りもになってもらおうじゃないかという機運も出てきておる。
しかも、できるならば、アジアといいますか、今度の場合は東南アジアでありますけれども、東南アジアの地域協力ということで、地域を総合した全体が共存共栄できるような、できるならば一つの構想というものが協力の上に盛り上がって、いわば適地適業、国によって、この国はこういう点で発展をする、こういう国はこういうことでやる。どこの国も同じような経済発展計画を持つのでは、いわば効果的でもないし、合理的でもない。
それからもう一つは、日本全体の国土計画と申しまするか、あるいは日本の経済発展のためにどこに基本を置くかということになりますと、日本の産業の発達のためには適地適業というようなことも考慮しなければならない。今日本の国は資源に乏しい。しかしながら、眠れる資源はまだ地下にもあり、山にもあり、あるいはまた空中にもありましようし、また海上にもある。
米国、フランス、イギリス、それぞれの国では最近新らしく国内に乗用車工業を起そうとしておるようでありますが、こはは世界が一つの国になるというようなことでございますれば、適地適業でやればいいじやないかと思います。併しいやしくも国境を以てそれぞれの国をなしておるという限り、その国のやはり産業なり、何なりの能力を極度に発揮するということは必要であると思います。
はこの農林大臣の考え方につきまして別に異論を挾むものではありませんが、ただあなたはそれを実現する上において非常に多岐多様なものであつて種類が多いということは私もその点は了承いたしますから、何か例えばあなたの県からこういうものができる、それを輸出の面に向けるためにこういう工業化をしたいという口だけではなくして少くとも実践躬行に移してそうしてここに呼びかける農村の方に呼びかけるというような、模範的なその適地適業